木霊 (TARUSU)

森林施業研究会ニュ-ズ・レター  No.57  2013年8月2日
Newsletter of the Forest Management and Research Network


目次

森林施業研究会 第18回シンポジウムの報告

第17回森林施業研究会シンポジウム「林業の持続と森林の更新 ~伐採回帰の中での更新技術の役割~」報告

森林総合研究所東北支所 野口 麻穂子

徳島県立農林水産総合技術支援センター 藤井 栄

 第17回森林施業研究会シンポジウムが、第124回日本森林学会大会の関連集会として、平成25年3月28日に岩手大学にて開催された。今回のテーマは『林業の持続と森林の更新 ~伐採回帰の中での更新技術の役割~』と題され、コーディネータからの趣旨説明の後、立場の異なる4名の話題提供者がこの課題にアプローチしたので、その概要を報告する。

 横井 秀一氏(岐阜県森林文化アカデミー)からは、本シンポジウムのコーディネータとして趣旨説明がなされた。

 現在、資源の充実を背景に「育てる時代から伐る時代へ」を合い言葉として、材価が低迷しているなか、伐採の加速が推進されている。このような状況におかれた現場で起こっている問題を、横井氏は、「その場しのぎの間伐」「間伐の名を借りた伐採」「再造林しない皆伐」という文句で表現した。そして、再造林や植栽によらない更新の技術開発は増えてきたが、山づくりの理念や、更新に関する議論は置き去りにされていないかと問題提起した。さらに、これからの林業を考える重要な一瞬である森林の更新をいくつかの視点から考えてみたいと、今回のテーマと話題提供者を選択した背景を説明した。

 岡 裕泰氏(森林総合研究所)からは、「なぜ皆伐・更新が必要か?‐森林経営・林業経済学的な解釈‐」として、森林経営研究者の立場から話題提供が行われた。まず、森林経営の観点、すなわち個々の所有者の利益をいかに増大させるかという観点から考え方が紹介された。皆伐実施の条件は、皆伐による収入と更新による支出の差額がプラスとなることである。これが満たされれば、次に、皆伐と択伐(非皆伐)・間伐(伐期の延長)のいずれが有利かを比較することになる。まず、択伐は、皆伐に比べて費用や収益の予測が難しく、不確実性が高いなどの難しさがあるが、径級のバラツキが大きい等、林分条件が整っていれば、補助金制度を活用して択伐が有利となる可能性もある。次に、当面、間伐を主体とするか、皆伐を増やすかの選択に当たっては、早期に収入が必要か、将来の木材価格の上昇が見込めるか、材質劣化など木材資源としての林分の寿命が迫っていないか、再造林が必須かどうか、の4つの条件を考慮すべきとした。

 一方、林業経済や長期森林計画の観点からは、齢級構成そのものの平準化よりも、むしろフローとしての木材供給を平準化することを目指すべきとの指摘があった。主伐の後に現行の再造林が必須だとすると、主伐可能な人工林の割合は限られてしまうが、再造林費の低減や天然更新技術が確立されれば、主伐を増やす経営判断が可能になるとして、これらの技術について景観や環境影響も含めた実証的な評価を進めていくことを提案した。

 三田 林太郎氏(三田農林・岩手林業)は、「森林とまちとのつながりを考えるための森林経営と造林技術」 として、林業経営者の立場から話題提供を行った。まず、三田氏の経営する事業体の概要について説明がなされた。林業以外の複数の業種との複合的な経営を行なっていることについて、林業は経済事情に応じた経営が出来ないので専業は困難であり、長く続けるためには、違うビジネスとの組み合わせが必要だとの考えを述べた。また、長期的な視点に立つと、就業希望者が増えるなど、林業のCSRとしての効果にも価値を見出しているとのことであった。

 林業経営について、三田氏は、マーケティングの重要性を強調した、そして、制度の変化への対応に時間を割かれている現状に触れ、行政に対しては、経営者がマーケティングに最も力点を置けるよう、シンプルな制度を整えることを要望した。また、造林・初期保育コストの低減は、長期間に渡る林業経営の一部分であり、経営全体への寄与は小さいこと、育林技術においてはコスト削減よりも「確実性」を重視すべきであることを指摘した。そして、山づくり・技術は「哲学」、木材の利用は「表現」という言葉で、話題提供を結んだ。

 長井 美緒氏(東北森林管理局)からは、「行政からの更新技術・方針への提案」として、国有林行政の立場から見た更新に関する話題が提供された。まず、平成24年12月の「国有林野の管理経営に関する基本計画」の変更について報告があった。変更後の基本計画では、水源涵養をはじめとする公益的機能の発揮が国有林の第一の役割とされ、木材生産は副次的な機能との位置づけになっている。一方で、国有林には、市場の求める材を安定的に供給する役割も求められている。しかし、齢級構成の偏りが大きいことから、対策を行なわなければ木材の安定供給が危ぶまれる状況である。このような現状を踏まえ、長井氏は、今後の国有林管理に必要なこととして、「1.行政の林業技術者が主導する適切なゾーニングの実施」と「2.研究者を中心とする、人工林林齢の平準化に必要な低コスト化技術の開発」の2点を挙げた。終わりに、東北における技術開発の事例を紹介しつつ、行政と研究機関の間で、施策と研究の両方にメリットをもたらすような連携を進めることを呼びかけた。

 櫃間 岳氏(森林総合研究所 東北支所)は、「求められる造林技術-その費用と効果」と題して、コンテナ苗・下刈り省略・低密度植栽など、現在注目されている技術について、造林系研究者の立場から話題提供を行なった。まず、コンテナ苗について、成長は裸苗に劣らないが、大幅に良好でもないことを示唆する最近の研究結果を報告した。そして、一度に運搬可能な本数が少ないこと、育苗技術が確立途上であることなどを考慮すると、コンテナ苗のコスト削減効果に期待しすぎるべきではないと指摘した。一方で、コンテナ苗は、植栽可能な時期が比較的長いため一貫作業システム(伐採後ただちに造林することにより、造林と初期保育の費用を抑制するシステム)に適していることに触れ、このシステムによるコスト削減の可能性にも言及した。続いて、下刈り省略と低密度植栽について、九州や北海道を中心とした近年の研究成果に触れ、これらのコスト抑制技術の導入にあたっては、植栽木の成長低下や質の劣化をある程度許容することを提案した。また、再造林に替わる選択肢として、広葉樹林化などによる針葉樹人工林の「ダウンサイジング」に言及した。さらに、森づくりの目的が不明確になり「伐るために植える」かのような状況が出現している現状を踏まえ、手抜きをせずにきちんと林業を行なうことの重要性を強調した。

 総合討論では、まず、民有林の経営における育林のコストと収益の位置づけについて活発な議論が行なわれた。会場からは、最近取り上げられることの多い「育林のトータルコスト(伐期までの積算のコスト)」について、数十年後の材価の見通しが立たない中で考えることの意味を疑問視する意見が相次いだ。また、森林所有者が実際に皆伐を希望していないことなど、厳しい現状を伝える声も上がったが、これに対し、岡氏は、森林所有者の多くが「いずれは」皆伐して収穫したいと考えていることに触れ、林業経済や広域の森林計画の観点からは、皆が一斉に皆伐を始めた場合にどんな事態が生じるかについても考える必要があると指摘した。

 各講演後の質疑応答と総合討論を通して、国有林のあり方についても意見が交わされた。会場からは、木材生産も「公益的機能」として扱うべきであるとの指摘があった。また、木材生産以外の公益的機能を重視する方針と、林齢の平準化を進める方針の間に矛盾があるのではないかという意見も聞かれた。これに対し、長井氏は、国有林が公益的機能と木材の安定供給という異なる役割を同時に果たすためにこそ、一定程度の平準化が必要であるとの考えを述べた。

 森林施業研究会シンポジウムは当初、造林系の研究者・技術者が意見を交わす場として始まったと聞く。しかし、造林技術だけを見ていたのでは、現在の森林施業を取り巻く問題に対処できないのは言うまでもない。今回のシンポジウムでは、「更新」という古くて新しいテーマを議論するにあたり、より幅広い方面からの声を聞くことを目指して、異なる分野の講演者に集まっていただいた。その結果として、民有林、国有林それぞれの抱える課題、さらにはより大きなスケールでの森林・林業のあり方に至るまで、突っ込んだ意見を交わすことができたように思える。本シンポジウムが今後とも、林業に携わる人々にとって立場の違いを超えた議論の場となっていくことを願う。

森林施業研究会シンポジウムの感想

森林施業研究会参加者の感想

岩田 若奈(島根県中山間地域研究センター)

 今回のテーマである「林業の持続と森林の更新」、加えて経営や利用というキーワードが、自分が担当する研究分野に当てはまるため、勉強にと参加させていただきました。今回が初めての参加で、様子がわからず会場を伺っていますと、シンポジウムが始まるころには会場は満席となり、テーマに対する関心の高さがうかがえました。

 さて、シンポジウムの内容ですが、民間と企業から4名の方がさまざまなアプローチで話題提供して下さいました。経営の面からは、造林ブーム世代の人工林が標準伐期に来ていることを背景に、間伐を続け伐期を延長するのか、あるいは皆伐を増やすべきなのかという問いが投げかけられました。これを見極める条件として、所有者の早期収入が必要か、あるいは木材の価格、林分の寿命や再造林の有無といったことが挙げられるそうです。林業経営について、恥ずかしながら初心者の私でもわかり易い説明を受けることができ、こういった視点から考えるのかとたいへん勉強になりました。

 そして、森林の更新は林業の持続とは切り離せないところです。その部分に関しては、今はやりのコンテナ苗に関する話題提供がありました。現在、コンテナ苗の生産や研究に取り組まれている地域も多いでしょうし、今一番注目されている技術ではないでしょうか。しかし、はじめに「コンテナ苗に期待しすぎない」とおっしゃられたことがとにかく印象に残りました。育苗期間短縮や活着の良さなどがメリットとして挙げられている反面、技術の確立が途上であることや価格が高いなど欠点もあると指摘されました。これから島根県でもコンテナ苗の導入が進むと思われます。その際に出てくるであろう、プラス面とマイナス面を把握し、改善していかなければならないと深く考えたところです。

 また、シンポジウムの中で「どのような山づくりを目指すか、そのための議論は十分になされているか」といったお話がありましたが、林業をする上で最も重要で、基本となる姿勢ではないでしょうか。これから先も林業に関する仕事をしていきたいと思っておりますが、どういう山を目指すのかという先を見据えたビジョンをしっかり持ち、それに向けて常に考えるという姿勢が大切だと感じました。

 最後に私事ですが、私は研究員1年目で、今回初めて施業研究会に参加させていただきました。まだまだ未熟な私のところに「感想を聞かせください」というメールが届き、正直驚いているところです。しかし、一方で若手もベテランも関係無く、誰に対しても林業の門が開かれていると、勝手ながら感じました。この度は貴重なお話を拝聴させていただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

平田 令子(宮崎大学)

 森林施業研究会のシンポジウムへの参加は今回で2回目でした。造林学の初心者である私にとって、講演の内容はどれも大変に勉強になるものでした。特に、現場の方のお話や国有林の方のお話がとても有意義でした。汽車の時間があったため総合討論の途中で退出しなければならず、造林学の先輩方が「森林の更新」についてどのような議論を行ったのかを最後まで聞くことができなかったのが残念でした。次回のシンポジウムも楽しみにしています。

木村 公樹(青森県産業技術センター 林業研究所)

 私は長く県の行政職員として勤務してきましたが、試験研究機関の地方独立行政法人化に伴うプロパー職員の募集に手を挙げ、現在、林業研究所の研究職として勤務して4年が経過しましました。シンポジウム参加を機会に、改めて森林施業の状況に思いを巡らせてみると、最近の行政、研究所ともに森林の施業に対する意識や技術のレベルがどんどん低下してきているように思えます。

 周りを見渡すと山は一見して緑のスギ林に覆われており、既に育成林業の時代は終わったかのように思えます。ところが、その多くは手入れ不足の人工林で死節や飛び腐れなどの品質の悪い立木がいわゆる「売る」ほどあります。加えて、有り余る森林資源を無理しても伐採利用していかなければといった強迫観念のもと、間伐・搬出に莫大な税金を投入し、木材価格の暴落を招くという状況まで作り出されています。

 行政機関は眼前の業務に忙殺され森づくりの理念を考える余裕が無くなり、研究機関は人員や予算が縮小する中での成果主義のかけ声のもと、成果の出にくい森林施業の研究から手を引き、これまで蓄積されてきた知識の継承が行われないという状況に陥るケースは少なくないのではないでしょうか。

 考えてみれば、日本には数百年という林業の歴史があり、戦後の復興や高度経済成長期の拡大造林の頃から数えても相当の長い期間を掛けて森林施業の研究が行われてきたはずです。

 ところが、森林・林業に関わる多くの人が、未だに悩み試行錯誤している状況にあります。

 シンポジウムの中でも「山づくりの理念はあるのか?」「どんな林業を目指すのか。」「どんな森林を作りたいのか。」が議論されていましたが、他分野の人間から見ると「今さら、何を?」といった不思議な感じを受けるのではないでしょうか?

 「それだけ、林業は難しいんだ!」などと胸を張って抗弁できるでしょうか?したとしても、それを納得してもらうことは非常に難しい気がします。

 最近、コンセプターという職業というか業種が存在すると聞いたことがあります。企業などからそれなりの需要があって、経営者を対象とした研修会が開催されているとのことでした。聞くところによると、企業などの組織の経営者が、その組織のコンセプトを見失い外部のコンセプターに依頼するといったケースがあるとか・・・・。

 森林・林業に携わる私たちは果たしてどうでしょうか?コンセプターに依頼しなければいけないような危機的状況に陥っているのでは?などとシンポジウムに参加したことによって、自らの反省の意味を含め、改めて考えさせられました。

 シンポジウムに対する意見・感想という依頼でしたが、的を射ない取り留めのない内容となってしまい申し訳ありませんでした。是非、皆さんのご意見もお聞きしたいと思います。

新田 響平 (秋田県森林技術センター)

 今回の第17回シンポジウムに初めて参加させていただきました。昨年4月より研究を生業とすることとなり、スギ長伐期施業に関する研究や針広混交林に関する研究を担当しております。まだまだ研究者として未熟な自分が感想を述べるのも恐れ多い気持ちもありますが、おしかり覚悟で感じたことを述べさせていただきたいと思います。
 森林は、私的財産であると同時に公共財産としての性格も併せ持っています。森林のもつこの2面性をどのように取り扱っていくのかが今後の林業、あるいは森林の管理をおこなっていく上で避けては通れない課題となるかと思います。例えば、現在進められている集約化施業は、コストの削減にもつながり、林業経営上も有効である可能性は高いでしょう。しかし、こと民有林の場合、ある区域の森林をどう集約化すると理想的であるということがわかっていても、その森林の所有者の同意を得ることができなければ実行することは難しくなります。私的財産として性格を尊重するならば、それも致し方ないことともいえます。一方で公共財産としての性格を尊重するならば、ある所有者の森林だけが管理不足であったり、再造林放棄地であったりすることは好ましいことではないでしょう。かといって、管理不足や再造林放棄が良くないから行政が半強制的に整備するのも問題があります。民有林の場合、施策を進める上でも研究を進める上でも、その森林の所有者との合意形成が最も難しい課題であるといってもいいかもしれません。
この課題を解決するためには、森林所有者の森林に対する関心を今以上に高める必要があると思います。簡単な道のりでないことも理解できます。しかし、森林所有者に少なくとも自分の山に関する関心だけでも持ってもらえるように情報をもっと発信していかなければ、その地域の森林、あるいは日本の森林の恒久的に維持していくことは難しいでしょう。森林施業研究会は、研究者・行政・林業者・森林所有者など様々な立場にある人間が森林に関する情報や知識を交換できる場であり、この課題解決の足がかりになるのではないかと感じられました。研究者や行政、意欲的な林業従事者だけではなく、より多くの森林所有者を巻き込んで今後の森林管理のあり方を議論することで、同じベクトルをもって森林づくりができるようになるのではないかと期待されます。今後私も積極的に参加し知識を深めると同時に情報を発信していきたいと考えていますので、ご指導よろしくお願いします。

2013年森林施業研究会現地検討会(定山渓合宿)のお知らせ

【テーマ】 定山渓国有林における天然林施業-過去、現在、そして未来

 御料林時代から現在に至るまで行われてきた定山渓国有林の天然林施業について、数多い試験地等の施業地を巡って理解を深めて頂き、定山渓国有林のみならず北海道の今後の天然林施業について論議していただければと思います。

 遠路ではありますが、皆様のご参加をお待ちしています。

【日程】 2013年9月4日(水)~9月6日(金)

4日(水)

16:00~17:00  受付、集合  定山渓温泉渓流荘(宿泊場所)

定山渓温泉までは千歳空港発北斗交通「快適湯ったりライナー号」が便利です。

千歳空港21番乗り場14:00発定山渓温泉15:40着(定山渓大橋下車)運賃1600円。

このほか、札幌駅、地下鉄真駒内駅からもバスがあります。

19:00~  セミナー

5日(木)

8:30    宿出発

奥定山渓国有林試験地等見学

17:00    宿着

19:00~   セミナー

6日(金)

8:30    宿出発

空沼国有林試験地等見学

15:00    地下鉄真駒内駅解散

30分毎に千歳空港行きの連絡バスがあります。所要時間約1時間

【参加費】

  20,000円程度(予定、配車の状況により変わる場合があります)

【参加申し込み方法】

  下記申込書により連絡先までE-mailで申し込みください。

  締め切りは、8月7日(水)です。宿泊の関係で厳守とさせて頂きます。 

【連絡先】

石橋 聡(森林総合研究所北海道支所)

E-mail:sa9267@ffpri.affrc.go.jp

TEL:011-590-5534

申込書 ***********************************
氏名:
所属:
連絡先: Tel:           E-mail:
北海道までの交通手段:飛行機((航空会社)、 便) その他(   ) なし
定山渓温泉までの交通手段: 車 バス その他(   )
車で参加の方: 運転手以外(  )人まで同乗可能
セミナー発表希望: なし  あり「 (タイトル) 」
その他(意見、希望など):
***************************************

 

【その他】

 

<編集後記>

  森林施業研のシンポジウムからホームページの更新が大変遅くなったことをお詫びさせていただく。特に感想をお寄せいただいた方々には深く陳謝させていただきます。
 
 今年の森林施業研究会の現地検討会は北海道定山渓に決定した。現地では天然林施業についての見学、説明などを予定している。北海道といえば高橋延清(どろ亀さん)から始まった天然林施業法の本場であり、今回は施業研の顧問、渡部定元氏の北海道営林局時代に手がけた調査地を見学できるらしい。開催されるのは9月4日から6日、まだ残暑の厳しい頃であろう。涼を求める意味でも、現地検討会への参加を心からお待ちするところである。

 

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