木霊 (TARUSU)

森林施業研究会ニュ-ズ・レター  No.60  2014年10月22日
Newsletter of the Forest Management and Research Network


目次

森林施業研究会 現地検討会 琵琶湖合宿のお知らせ

琵琶湖合宿のお知らせ

 お待たせしました。今年の施業研究会の合宿は、いつもよりやや遅く11月29日(土)~12月1日(月)の二泊三日の日程で、滋賀県の琵琶湖周辺で開催します。今回の第一のテーマは里山の森林植生とその管理です。森林総研関西支所で長年行ってきた里山研究の結果をもとに、里山景観や里山林の成り立ち、薪利用をとおした保全や管理法などについて紹介します。また、この地域の里山に近年見出されたスギやヒノキの天然生林も見学します。皆様のご参加と活発な議論を期待しています。

お願い

・現地での移動は、参加者の車の相乗りを予定しています。近隣の方は、車で参加していただけると助かります。現地移動の燃料代は参加費よりお支払いする予定です。

・セミナーでの話題提供を募ります。森林に関することであれば、テーマは自由です。研究発表会ではありませんので、最近関心のあること、疑問に思っていることの紹介や投げかけでも構いません。時間は15分程度に収めてください。プロジェクターは用意します。

・話題提供希される方は、11月20日までに下記の事務局までタイトルをお知らせください。

その他

参加申し込みについて

・11月20日までに、下記事務局までメールでお願いします。

・メールには、以下の項目をお知らせください。

氏名および性別

所属(無記入でも結構です)

連絡先(携帯)

参加日程(部分参加の場合 集合解散希望場所・時間もお知らせください)

交通手段(鉄道か車か? 車の場合相乗りをお願いできるか?)

その他、食物アレルギーの有無など

 

申し込み・問い合わせ先(合宿事務局)

大住克博 osumi@muses.tottori-u.ac.jp

 

写真1


写真2


写真3

<編集後記>

 まだ10月だが、今年は自然災害の多い年であったと記憶される年だろう。豪雪、豪雨、最後は火山の噴火である。多くの犠牲者が出たことは大変な悲しいことであり、また、森林に携わるには、「災害に強い森づくり」といったことをより考慮した施業法を開発することが求められてくるのかもしれない。

 豪雨といって、思い出されるのは3年前、森林施業研究会の現地検討会で豪雨のために見学先、宿泊先の変更などを強いられたことである。今年の検討会はそのとき以来の関西地域での開催となる。吉野林業の本場の見学した前回に対し、今年は「里山」がテーマである。例年に比べて遅い時期での開催となるが、多くの方の参加を期待する。


 

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